
↑サンテックの治療台
こんにちは。サンテック整形外科のブログです。今回はアキレス腱断裂後の治療法について書いていきます。
アキレス腱断裂の治療方法には、大きく分けて手術療法と保存療法の2つがあります。それぞれの方法には利点と欠点があり、患者の年齢、活動レベル、再断裂リスクなどを考慮して選択されます。
- 手術療法(観血療法)
断裂したアキレス腱を縫合する手術を行い、機能の回復を目指します。
手術の種類
- 開放手術
• 皮膚を数センチ切開して直接腱を縫合する方法
• 視認性が良いため確実に縫合できる
• 感染リスクがやや高い - 経皮的縫合術
• 皮膚に小さな穴を開けて縫合する方法
• 傷口が小さいため感染リスクが低い
• 縫合の精度はやや劣る可能性がある
メリット
• 再断裂のリスクが低い(約2〜5%)
• 早期のリハビリが可能で、スポーツ復帰が早い
デメリット
• 手術に伴う感染や神経損傷のリスク
• 入院・手術費用がかかる
- 保存療法(非観血療法)
ギプスや装具を使って、アキレス腱が自然に治るのを待つ方法です。
治療の流れ
- ギプス固定(最初の2〜3週間)
• 足を尖らせた状態(底屈位)でギプス固定 - 装具による可動域訓練(4〜6週間)
• 徐々に足関節の角度を調整し、負荷を増やす - リハビリ(約3〜6か月)
• 筋力回復、歩行訓練、バランス訓練
メリット
• 手術をしないため、感染リスクがない
• 高齢者や手術リスクの高い人に適している
デメリット
• 再断裂のリスクが高い(約10〜15%)
• 完全に回復するまで時間がかかる
• 筋力低下が起こりやすい
- どちらの治療法を選ぶべきか?
• スポーツ選手や活動的な人 → 手術療法が推奨される(再断裂リスクが低く、回復が早い)
• 高齢者や手術リスクが高い人 → 保存療法が適している(感染リスクがない)
• 日常生活がメインの人 → どちらも選択可能(保存療法でも機能回復は可能) - リハビリと予後
リハビリのポイント
• 前期(術後〜6週): 装具や松葉杖で負荷をかけずにリハビリ
• 中期(6週〜3か月): 徐々に荷重を増やし、歩行訓練を開始
• 後期(3か月〜6か月): 筋力トレーニング、バランス訓練
• スポーツ復帰(6か月〜1年): 強度の高い運動を再開
予後
• 約6か月で日常生活に復帰可能
• スポーツ復帰には約9〜12か月必要
• リハビリの質が回復に大きく影響する
まとめ
アキレス腱断裂の治療は、手術療法と保存療法のどちらを選ぶかが重要です。スポーツ復帰を目指す場合は手術療法が適しており、手術リスクが高い場合は保存療法が選ばれます。いずれの場合も適切なリハビリが回復の鍵となります。
上海でアキレス腱断裂の手術をするかどうか迷われる方も多いと思います。しかしアキレス腱断裂の手術はポピュラーな手術の一つです。術後すぐリハビリもできる環境を考えると上海で手術を選択するのも全く問題ないと思います。
上海で整形外科をお探しの方は、サンテックリハビリ科/中医科にご相談ください。当院には整形外科専門医の娄(LOU)医師が在籍しております。診察、検査、治療、リハビリまでワンストップで行います。お気軽にご相談ください。日本語対応可。

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